外構はあとででも大丈夫?新築時に考えたい外構計画

新築を計画するとき、

「庭や外構は家が完成してから考えればいいかな」
「まずは予算を建物に使って、駐車場は土間コンクリートだけにしよう」

と考える方も少なくありません。

もちろん、家族構成や予算によって外構を後から整えていく方法もあります。

ただし、将来的にカーポートやガレージを設置したいと考えている場合は、建物を計画する段階から少し先の暮らしまで考えておくことが大切です。

将来カーポートを設置するときに困ることも

例えば、新築時には駐車場を土間コンクリートだけにして、数年後にカーポートを設置するケース。

いざ工事をしようとしたとき、カーポートの柱を設置したい場所に給排水管などが通っていると、配管の移設や土間コンクリートのやり直しが必要になることがあります。

せっかくきれいに施工した場所を壊して工事をすることになれば、余計な費用もかかってしまいます。

今すぐカーポートを設置しなくても、

「将来ここにカーポートを建てるかもしれない」

というところまで考えて、配管や設備の位置を計画しておくことで、将来の工事がスムーズになります。

また、カーポートやガレージは、規模や地域などの条件によって建築確認申請が必要になる場合があります。

駐車場は「出入りのしやすさ」も大切

駐車スペースは、車が停められればそれで終わりではありません。

毎日の出入りを考えると、次のようなポイントも確認しておきたいところです。

・出入口付近に通行の妨げになる縁石などがないか
・車の台数に加えて、切り返しができる余裕があるか
・歩行者や自転車などが見えにくい死角がないか
・ 道路と敷地の境界に大きな段差がないか

道路の縁石などについても、条件によっては事前に申請・許可を受けたうえで切下げ工事ができる場合があります。

建物だけでなく、「道路からどう入り、どう車を停め、どう家に入るのか」まで考えることが、使いやすい住まいづくりにつながります。

ガレージを検討するときに知っておきたいこと

ガレージには、雨風から愛車を守るだけでなく、防犯性を高めたり、収納・作業・趣味のスペースとして活用できたりするメリットがあります。

一方で、計画するときには注意したいこともあります。

柱や壁によって圧迫感が出たり、配置によっては庭や玄関からの眺めが変わったりすることもあります。また、土地の状況によっては大雨による浸水リスクも考慮し、床の高さなどを検討することも大切です。

「とりあえず置ける場所に設置する」のではなく、建物・敷地・駐車スペースをまとめて考えることで、使いやすいガレージ計画につながります。

外構は「今」だけでなく「これから」を考えて

新築時に、外構のすべてを完成させる必要はありません。

大切なのは、

今はやらなくても、将来やりたいことを想定しておくこと。

「数年後にカーポートが欲しい」
「いつかガレージを建てたい」
「子どもが車に乗るようになったら駐車スペースを増やしたい」

そんな将来の可能性を建物の計画段階で少し考えておくだけでも、後からの工事や費用を抑えられることがあります。

KITAI建築設計事務所では、建物だけではなく、外構や将来の使い方も含めた住まいづくりのご相談を承っています。

「まだ具体的には決まっていない」という段階でも、お気軽にご相談ください。

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